引越しレスキュー

引っ越しの方法、手続き、体験談、見積り

私の聞いてもらいたい引っ越しの失敗談

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一年間の浪人生活の末に2013年4月、私の大学生活が幕を開けました。
夢だった「古都」京都での生活、楽しいサークル活動、可愛い女子大生と不埒なことに胸を膨らませていた私は、これから強烈な歓迎を受けるとは考えてもいませんでした。これから新生活を始める方はぜひ私の経験を参考にしていただければと思います。
私が受けた歓迎それは、事故物件と杜撰な管理会社との遭遇です。
国公立の後期試験などで京都での家探しに出遅れた私は大学生協の案内ではなく、一般の不動産屋の紹介での家探しを選択しました。その時に選んだ不動産屋が京都では有名なH・Nで接客も丁寧で、担当物件も多く私はとても満足しながら家賃4万共益費5000円の物件を契約しました。
意気揚々と引っ越し作業を始めた私を待ち受けていたのは、部屋見学の際には扉の死角で見えなかった押し入れに空いたはがき大の穴。そしてまぁそんなこともあるだろうと笑いながら気分転換に入った風呂で起こった毛詰まりによる逆流です。

壁に穴あり、風呂場は毛詰まり

押し入れに空いたはがき大の穴に、風呂場の毛詰まりと逆流。どちらも新生活に期待を胸を膨らませていた私を落ち込ませるには十分な要素でしたが、この後の管理会社の非常に杜撰でテキトーな対応が一番衝撃的でした。押し入れの穴に対しては「これ気になりますか?」とまるでこっちが神経質にいちゃもんをつけていると言わんばかりの物言い、毛詰まりに対しては管理会社側からの具体的な対処もありませんでした。

こんな対応の管理会社はダメだと判断して3日で退去を決意し、退居手続きを申し出たわけですが、敷金礼金の返還に関しては全く触れず家賃に関しては4月分と5月分併せて15万円余り持っていかれました。また最後の最後まで形式的な謝罪すらなかったのは怒りを通り越して関心の域まで達していました。

信じられるのは大学生協だけ!

結局、三日間の滞在で15万円余り支払うことになり、地域大手の不動産屋とも喧嘩別れし、絶望に打ちひしがれていた私。しかしこのままでは住む場所もないホームレス状態と見かねた先輩の家に転がり込みつつ、大学生協の紹介を頼りに新居探しを始めました。今までの経緯を説明し終えた後、おばちゃんたちがひどく同情しながら一生懸命に物件を探してくれている姿に少しうるっと来たのは今でも覚えています。結果的に生協のおばちゃんたちの手厚いフォローのおかげで大学徒歩5分の好立地&通常よりも安い家賃(ただし1年限りの期限付き)の物件に落ち着くことが出来ました。

地獄に仏とはこのこと

華の大学生活のしょっぱなからこのような経験をし自分は不幸だなどとのたまっていた私ですが、現在大学4年生になった今思うと時間に余裕のある大学生であったことや最終的に有料物件に出会えたことなど、結果的には笑い話に出来るようなマシな事例だったと思います。しかし先輩の紹介で大学生協の下宿案内センターを訪れることにした当時の私は、大学生活の出鼻を挫かれたことと京都の人は冷たいという先入観から非常に態度が悪かったことだろうと思います。そんな私に暖かく接してくれた生協のおばちゃんたちには感謝してもしきれません。

引っ越しには大小様々な問題がつきものです。これから新生活を始める方に私のような失敗談を知ってもらい、同じような危機を回避してもらいたいと思います。