引越しレスキュー

引っ越しの方法、手続き、体験談、見積り

引っ越し体験で社会人になる覚悟を決めるきっかけとなった

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内定取得と寮の決定

私は23歳の大学4年生の春、ある大手証券会社の営業職で内定を得ました。全国に支店をかまえており、配属次第でどこにでも行く可能性がありましたが、まず最初は3カ月間関東エリアで研修が行われることとなっていました。

私は当時大阪に住んでいました。大学卒業直前の2月に会社から連絡があり、私は千葉県のある寮へ入寮することが決定しました。内定者同士で話をすると、何人か同じ寮だと判明し安心しました。

地元が鳥取だったもので、私はこの会社の最終役員面談以外に実は一度も関東に行ったことがありませんでした。初めての関東、初めての東京、千葉。どんなところだろうと不安と期待で胸いっぱいでした。

卒業式と飲み会

大学の卒業式の日は、式が終わったあとにサークルの仲間で集まり、また後輩たちもたくさん祝いに来てくれて皆で飲みました。思い出話から、同期とはそれぞれの会社への不安、もとい社会人になることへの不安なんかを喋りながら夜はふけていきました。

私は卒業式の次の日に、住んでいたアパートから寮に引っ越すことにしていました。この日は飲んで疲れたし、朝早く起きて引っ越しの準備をしよう。そう考え、遅くまで仲間たちの飲んで夜3時頃に帰宅しました。

朝は7時には起きよう、2時間れば片付くだろう・・。その余裕が、後にとんでもないことになるとはこの時考えてもいませんでした。

インターホンで目覚める

朝。気付くと部屋のインターホンが鳴り響いていました。引っ越しの業者さんが訪れたのです。時計をみるとすでに9時すぎ!!「まずい!!」私は眠気眼のまま急いで部屋を片付け始めました。

すでに作業員さんは来ている、待たせるわけにはいかない。私はフル回転で頭を回し、まず重たいものから作業員さんに運んでもらうよう指示しました。

そしてとにかくトラックに次々に荷物を入れてもらうこと!(笑)私は一人部屋に残り次々に荷物をまとめて作業員さんに渡していきました。準備をしていなかったものの、意外に引っ越しはスムーズに進み、無事に全て引き渡し完了となりました。

入寮と社会人としての覚悟

その後、部屋の管理人さんが訪れて、4年間慣れ親しんだ部屋とのお別れ。色々な景色が思い出されとても寂しい思いがしましたが、無事に社会人になれることへの安心感もありました。鍵を引き渡し、私は千葉の寮へ入りました。まずは管理人さんにご挨拶。

「ははは。あなたもう少し髪の毛切ったほうがいいかもよ。」と高らかに笑われ、いきなり社会への壁を感じました。(笑)翌日には美容院にいきました。

寮にはすでに勤務されている先輩もいました。「いよいよ、僕も社会人か。」と身の引き締まる想いをしたのを、今でも覚えています。社会人になる覚悟を決めるきっかけとなった、とても貴重な引っ越しでした。