引越しレスキュー

引っ越しの方法、手続き、体験談、見積り

引越しをどうしたらいいか重要なこと。

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私が初めて引越しをしたのは、結婚する時にでした。箱入り娘だと周りからは言われるほど両親から大切に育てられました。大学は遠方でしたが、一人暮らしをしようとは思わず実家から2時間かけて通っていました。それほど私にとって実家は居心地がよく、安らぎの場だったのです。

そんな私が結婚を機に家を出ることになったのは28歳の時でした。年齢ももう若くありませんが、いざ引越しをするとなると急に家が恋しくなりました。少しだけですがマリッジブルーになり、彼に話して少しだけ落ち着く期間をもらったほどです。

引越しを挙式前にするか挙式後にするか二人で悩みました。彼は挙式前が良いと言っていたのですが、私の気持ちがなかなかついていけなかったのです。そんな時、私の母が言いました。挙式前から一緒に暮らしていた方が便利だと。挙式の準備もはかどるだろうし、少しずつ二人の生活に慣れていった方が良いからと。悩んでいる私の背中を押してくれた母に、私は思わず泣いてしまいました。

新居は二人で色んな物件を見て回りました。二人とも自然豊かな環境を好むので、都会から少し外れた場所に決めました。と言っても仕事も通勤圏内でとても便利です。共働きであったため、引越し後はしばらくゴタゴタとしていました。なかなか段ボールを処理できずに結構長い間放置していました。

そして母の言っていた通り、挙式前に引越しをして正解でした。仕事の合間を縫って挙式の準備をするのはかなりハードでした。でも一緒に住んでいるため、夜に話ができたり順調に準備を進めていくことができました。

また、挙式後に引越しをしていたら、私の場合だと上手く気持ちの切り替えができなかったのではないかと思います。ゆっくりゆっくり焦らず時間をかける性格の私を、母は見通していたのです。それに気付き感謝の気持ちでいっぱいになりました。

人生で初めての引越しでしたが、1年を超す頃にはすっかり新しい生活に馴染んでいる自分がいました。仕事と家庭の両立は初めこそ大変でしたが、時間配分がわかると全然苦になりません。食器や家具なども二人で選ぶのはとても楽しかったです。そしてふと、私の両親もこんな風に毎日を大切に積み重ねているんだと知りました。

引越しをするにあたって環境の他に重要視したのは、お互いの両親にすぐに会いに行ける距離にしたことです。彼の実家は地方にありますので少し遠くなるのですが、私の実家と彼の実家の真ん中に住むことにしました。普通はもしかしたら彼側に近い方に住むのが良いのかもしれません。

でも、彼はそう言わず、わたしの両親のこともしっかり考えてくれたのでした。そのことがとても嬉しかったです。私の両親も喜んでくれ、彼にありがとうと何度も言っていました。

そして引越しは自分達だけの問題ではないと気付きました。新しい家族と新しい環境で生活すること、でも今まで育ててくれた家族も大切にすること。当たり前のことだと思いますが、引越しを機に大切なことをたくさん学びました。